平成17(2005)~平成19(2007)年度
文部科学省の現代GP
「ITによるIT人材フレームワークの構築」
eラーニングの常識を覆した学習者適応型eラーニングシステム:
POLITE(Portfolio Oriented eLearning for IT Education)
特徴
- 現状と学習ゴールとのギャップ分析に基づき、修得すべき知識やスキルを指導
- 教育の効果・効率・魅力を高めるID(Instructional Design)に基づいた教材設計知識、 スキルを伝達するカリキュラム型学習空間と、学生が主体的に学べる探索型学習空間を構築
- 上級、中級、初級の3つのレベルの教材を用意し、学生の理解度に応じて提供
- 従来の対面授業と同じ、もしくはそれ以上の驚異の学習効果
トピックス
第1回教育ITソリューションEXPO(平成22(2010)年7月8日~10日に東京ビッグサイトで開催)において、 本学の冨士副学長(現学長)による専門セミナー「『不可』の学生が急減 ~学習者適応型e-ラーニング導入効果~」を開講、 より多くの皆様に効果が周知されました。
また、平成22年10月9日、北海道新聞の夕刊にて「eラーニング効果あり 道情報大 ネット通じイイ授業」というタイトルで学習者適応型eラーニングの効果が紹介されました。
CEDの設立
このプロジェクトの実施にあたって、教職員、開発スタッフ、学生によるチームが結成されました。
参加した15名の学生は、大学で学んだ知識やスキルを活かしてシステムや教材の開発を行いました。
平成19(2007)年にプロジェクトは終了しましたが、参画した学生からの 「本物のプロジェクトに携わったことで、大きな成長を実感できた。今後も実際のプロジェクトを経験できる場の提供を継続して欲しい」 との強い要望により、CEDは設立されました。
CEDの活動
学習者適応型eラーニングシステムの、フレームワークの構築、各種システムおよび教材の設計、開発を実施しました。
学生の参加
システムや教材の開発に加え、実際の授業で使用される際にSAとしても参加しました。
受講した学生の反応をリアルタイムに知ることで、より良いものを目指して繰り返し改善に取り組むことができました。
| システム開発 | 教材開発 | 運用 |
平成17(2005)年度 | - POLITEの開発
- 学習者適応型eラーニングシステムの開発
| - 「情報システム学概論I」学習者適応型eラーニングコンテンツ開発
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平成18(2006)年度 | - 「プログラム言語I」学習者適応型eラーニングコンテンツ開発
- 「情報システム学概論II」学習者適応型eラーニングコンテンツ開発
| - 対面授業と学習者適応型eラーニングを比較検証し、eラーニングの優位性を実証
- 学習者適応型eラーニング科目の一部について正規授業での運用、評価を実施
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平成19(2007)年度 | - 「ソフトウェア工学」学習者適応型eラーニングコンテンツ開発
- 「ERPシステム」学習者適応型eラーニングコンテンツ開発
| - 学習者適応型eラーニング科目の正規授業での運用開始
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