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Last Update: Jan, 11 2018

目次

  1. ログイン後端末を開く
  2. 端末でのコマンド操作

ログイン後端末を開く

ログイン後にまず行うのが,端末を開くことです. 左下の「menu」をクリックし,現れたメニューから「端末」を選択してください.

端末でのコマンド操作

端末でのコマンド操作について,最初に覚えることを紹介します.まず,次のコ マンドを覚えてください.

  1. "cd"は,ディレクトリを移動するコマンドです.通常は, 移動先のディレクトリを引数として指定します.これだけ を入力してエンターキー[Enter]を押すと,ホームディレクトリ(ここでは, "/home/user01"になります)へ移動します.
  2. "pwd"は,今いるディレクトリ(カレントディレクトリ) を表示するコマンドです.迷子にならないための必須コマンドです.
  3. "ls"は,ファイルのリストを表示するコマンドです.通 常は,表示するディレクトリを引数として指定します.これだけを入力し てエンターキーを押すと,カレントディレクトリのファイルのリストを表 示します.

教科書を読んで一通りコマンドを確認したあと,例えば次のようなコ マンド操作を続けて行なってみましょう.(いずれもコマンド入力後,エンター キー[Enter]を押すことでコマンドが実行されます. 注意:ドルマーク"$"は打たないでください.)また,その様子をgifアニメーションにして表示しています. 参考にしてください.

  1. "$ cd" ホームディレクトリへ移動します.
  2. "$ pwd" カレントディレクトリを表示します.
  3. "$ mkdir world" ディレクトリ"world"を作成
  4. "$ cd world" ディレクトリ"world"へ移動
  5. "$ pwd" カレントディレクトリ("/home/user01/world") の表示
  6. "$ ls" カレントディレクトリのファイルリスト(空です)を表示
  7. "$ mkdir work01 work02" ディレクトリの作成
  8. "$ ls" カレントディレクトリのファイルリスト ("work01 work02")の表示
  9. "$ cd work01" ディレクトリ"work01"へ移動
  10. "$ pwd" カレントディレクトリ("/home/user01/world/work01") の表示
  11. "$ date" 今の日時を表示
  12. "$ date > file01" 今の日時をリダイレクトしてfile01 を作成
  13. "$ more file01" ファイルfile01の中身を表示
  14. "$ cp file01 file02" ファイルfile01をfile02へコピー
  15. "$ ls" カレントディレクトリのファイルリスト ("file01 file02")の表示
  16. "$ more file02" ファイルfile02の中身を表示
  17. "$ mv file02 file03" ファイル名の変更file02→file03
  18. "$ ls" カレントディレクトリのファイルリスト ("file01 file03")の表示
  19. "$ mv file03 ../work02" ファイルの移動
  20. "$ ls" カレントディレクトリのファイルリスト ("file01")の表示
  21. "$ ls ../work02" ディレクトリ../work02のファイルリスト ("file03")の表示
  22. "$ rm file01" ファイルfile01の削除
  23. "$ ls" カレントディレクトリのファイルリスト(空です)を表示
  24. "$ cd" ホームディレクトリへ移動します.
  25. "$ pwd" カレントディレクトリを表示します.