みなさんが日ごろから口にしているおいしいお米や野菜、ほかにもくだものや花を作ってくれているのが農業を仕事にしている人です。農業は、日々の天気、台風などの自然にたいして、つねにちゅういしなければならない仕事です。そのため、ときには自然によって今まで大事に育ててきた作物が一瞬にしてだめになってしまうなど、自分の努力ではどうにもならないときもあり、とてもたいへんな仕事です。このように、農業は、どんなことでも前向きに考えられることが重要です。
イヌやネコなどのペットの美容師のことをトリマーといいます。シャンプーやカット、ツメを切ったり、毛なみをよくするためにブラッシングをしたり、ほかにも耳そうじや毛ぞめなど、ペットの身だしなみと健康をサポートします。飼い主さんの大切な家族をあずかる仕事ですから、飼い主さんとの信頼関係をきづくことが大切となります。イヌやネコが好きな人にはぴったりな仕事です。
動物のお医者さんです。イヌやネコなどのペットの治りょうだけでなく、ウシやブタ、ニワトリといった家ちく、ほかにも野鳥などの野生の動物の治りょうもしたりと、獣医師の活やくの場はとても広いです。動物が好きだというこころも大切ですが、ことばがはなせない動物のきもちになって考えられる能力が重要となります。
わたしたちの住んでいる家、学校や駅、空港など、いろいろなたてものの設計をするのが建築士の仕事です。建築士は、じしんなどが起こっても、ちょっとやそっとじゃこわれないじょうぶな家のつくりを考えなければなりません。家はわたしたちの一生のうちで一番大きな買いものといわれています。そのため、建築士の責任はとても重大ですが、その分やりがいも大きいでしょう。
お客さんののぞみにあった髪型をつくるため、パーマやカットをする人のことです。パーマやカットのほかにも、髪の色をそめるカラーリングや、顔をきれいにしたり、ツメにマニキュアをぬったりと、人をうつくしくするための技術を使ってお客さんを満足させます。美容師は、お客さんがどんな髪型にしたいのかをききとるためのコミュニケーション能力や人あたりの良さがとても大切となる仕事です。
たくさんのイヌやネコを飼い、赤ちゃんを産ませて売ったり、生まれた赤ちゃんを優秀になるように訓練し、いろいろな大会に参加させたりしている人をブリーダーといいます。一度にたくさんのイヌやネコを飼わなければならないため、動物好きなのはもちろんのこと、イヌやネコの知識が必要です。ペットショップで売られているイヌやネコのほとんどは、このブリーダーによって育てられています。
バスにお客さんを乗せて目的地まで運んで行くのがバス運転手です。車に人を乗せるということはある意味お客さんの体をあずかっているということです。そのため、なによりも安全運転を心がけることが重要です。また、観光バスなど長い時間お客さんを乗せる場合もあるので、お客さんへの気くばりも必要になる仕事でもあります。
家などのたてものを設計図にそって組み立てるのが大工の仕事です。設計図を読んで、家をたてるのに必要な材料を集めて組み立てます。ほかにも、お寺などの古いたてものの修理をしたりすることもあります。かんなやのこぎりなどを使って木を切ったりけずったりしてはしらを作っているイメージはあるかもしれませんが、今は電動のこぎりなど、電動のものを使うことがほとんどです。外ではたらく仕事なのでなにより体がじょうぶな人に向いています。
会社というのは毎年どのくらいのお金を使い、どれだけの利益を上げたのかを報告書を作って一般に知らせなければならないという義務があります。でも、その報告がウソかもしれないとみんなに思われたらおしまいです。そこで、公平な立場にいる公認会計士という人が、その会社の作った報告書をしらべ、本当かどうかを確認し、本当であることを確認しておすみつきを出すのです。これで、公認会計士が本当だといっているのだから本当だろうということになるのです。このおすみつきを出せるのは公認会計士だけなので、この仕事はとても責任の重い仕事でしょう。
会社を経営していると、自分たちでは解決できないような問題が起こったりします。そこで、会社の社長さんの相談をうけて、どのようにしたらその問題が解決できるのかをアドバイスするのが経営コンサルタントの仕事です。会社のどこに問題があるのかをぶんせきして問題点を見つけ出す頭脳と、どのようにすべきかを分かりやすく伝える表現力など、経営コンサルタントにもとめられる能力は多いです。
社会で起こるさまざまな問題の解決にとりくみ、依頼人の権利をまもる法律の専門家です。刑事事件では、被告人の弁護人になり、あらゆる証拠から被告人をまもります。ですが、お金の貸し借りの問題や、離婚などの問題の解決をすることが多いようです。また、人だけでなく会社の法律的な問題の相談や解決をする仕事でもあります。
社長などのようにえらくなると、仕事の量が多くなり、こまかい仕事まで手が回らなくなります。そんな上司の下について、スケジュール管理や、上司に届いたメールや手紙を整理したり、上司がいないときにお客さまの相手をするなど、上司が自分の仕事に集中できるようにサポートするのが秘書の仕事です。秘書は、上司のパートナーとしてふさわしいように、きちんとしたマナーや礼儀正しさが求められる仕事です。
車はわたしたちの生活には切っても切れないとても便利なものです。そんな車にたいする専門的な知識をもち、車のメンテナンスをするのを専門とする人が自動車整備士です。車の問題をはやめに発見してなおしておくことは、車を安全に使うためにとても大切なことです。自動車整備士は、わたしたちが安全に車に乗れるようにしてくれているのです。
牧師は、聖書の研究や、教会で人びとのなやみをきいたり、キリスト教を広める活動をしたりしています。ほかにも、テレビドラマでもよく見るように、結婚式での儀式もしています。牧師になるには、教会の指導者にみとめてもらって神学校に行かなければなりません。そしてもちろん、キリスト教の神さまを信じ、どんな人にでもに愛をもってせっすることができるこころが大切でしょう。
裁判官は、裁判所で、検察官と弁護人のはなしをきき、法律とてらし合わせながら、公正な判決を下す仕事をします。刑事事件では、有罪なのか無罪なのかを決め、有罪のときはどのくらいのバツをあたえるかを決めます。訴訟では、損害賠償などの判決を下します。人に刑罰を下す仕事なので、責任が重い仕事です。
プロ野球選手は、野球を仕事としてお金をもらっている人です。プロ野球選手は、試合がはじまる数カ月前にキャンプがあり、基本的にはそれ以外は休みですが、そのあいだにトレーニングをして、体力や筋力をいじしなければなりませんから、つねに野球のことを考え努力しなければなりません。そのため、引退するまで野球中心の生活になります。プロになったあとは、レギュラーとして試合に出なければなりません。ですから、レギュラーになるために、どんなときでもあきらめない心と、野球に対するあつい情熱がプロ野球選手には必要となります。
わたしたちの町を火災の危険から守るのが消防士です。じっさいに火災がおきたときに、火を消したり、火の中にとり残された人を救出したりするほかに、火災を起こさせないようにする火災予防活動をしたり、火災が起きたときの避難の仕方をわたしたちに教えたりするのが仕事です。いつ火災が起こるかわからないので、日々の訓練がかかせません。人の命にかかわる仕事なので、いつでも冷静に判断できることが必要です。
テレビドラマなどでよく見る、救急車に乗り込んで命の危機にかかわる人に対していろいろな処置をする人です。息がとまったり、心ぞうが止まってしまった人は、およそ2～3分で助かるかどうかが決まる場合があります。ですから、救命救急士はとても責任が重い仕事で、人の命を助けたいという正義感が必要です。その分やりがいはとても大きい仕事だといえます。
みなさんが日ごろ食べているマグロやサンマなどの魚をとってくれているのが漁師です。とりに行く魚の種類によってどのくらい陸から遠い海にいくかが変わります。そのため、長くて数か月から1年ものあいだ船にのって漁をつづけることもあります。ですから、長い漁になればなるほど、漁師経験が多い人でなければ行くことができませんので、経験が大事な仕事です。
みなさんごぞんじのお医者さんです。医師は、人の病気やけがを治りょうするのが仕事です。医師になるには、医学の知識も大事ですが、患者さんとの信頼関係をきづける能力も大切です。ですから、医師として患者さんとのつきあいかたをじっさいの経験をとおして学ばなければいけません。
看護師の仕事は、医師の仕事を助けたり、患者さんを看病することです。看護師は、女の人の仕事といったイメージがありますが、最近では男の人でも看護師になる人が多くなってきています。看護師は、病院の中で患者さんとせっする機会が一番多い仕事ですので、優しさをもって患者さんに気をくばれることが大事です。
みなさんの大好きなコンピュータゲーム。これを作っているのがゲームクリエイタです。ゲームクリエイタは、どんなゲームを作るのかを決める企画から、じっさいにゲームのシナリオを書き、ゲームを作り完成するまでをまとめる大切な仕事です。そのため、コンピュータゲームを作るのに必要なコンピュータプログラムの知識や、ゲームの中に流すBGMや効果音、ゲームキャラクタを表示させるコンピュータグラフィックの知識などたくさんのことを知っていないといけません。このように、責任は重くなりますが、その分やりがいは大きい仕事だと言えるでしょう。
コンピュータシステムは、「プログラム」とよばれる命令を人間の手によって組み込んで動いています。このプログラムを「プログラム言語」という専門語によって作るのがプログラマの役目です。わたしたちの周りでなじみ深いコンピュータといえばパソコンですね。ケータイも一種のコンピュータです。そのほかにも、車や電車などにもコンピュータが組み込まれています。このように、わたしたちの生活のいたるところにコンピュータが存在しています。そして、これらを動かすために必要なプログラム命令を作っているのがプログラマなのです。
わたしたちが日ごろから使っているインターネット。何かしらべものをしたり、動画を見たり、勉強したり、とても便利なものです。このとき、わたしたちが見ている画面に表示される「ホームページ」をデザインしているのがウェブデザイナです。わたしたちが日ごろから利用している見やすく、楽しく、使いやすいホームページは、このウェブデザイナによって作られているのです。
幼稚園の先生は、3才～小学校に入るまでのあいだ、言葉や数を教えたり、絵や音楽、運動などを教えます。保育士とはちがって、先生としていろいろなことを教える必要があるため、そのための知識がないといけません。この年ごろのこどもは、からだの調子をこわしやすいため、一人ひとりの体調に気をくばれることが大切になります。
親が病気や仕事などの理由で一日中こどもの世話をすることができないことがあります。保育士は、親が世話をできないあいだ保育園などでこどもをあずかって世話をする仕事です。こども好きな人にはとてもやりがいのある仕事ですが、親にとって大切なこどもをあずかる仕事なので、親とこどもとの信頼関係をきづけるしっかりした人でなければなりません。
わたしたちの生活の中には、化学研究者によって開発されたものがたくさんあります。たとえば、洗たくに使うせんざい、そのせんざいが入っているプラスチック容器、お母さんが使っているけしょう品もそうです。ゴムで作られたものも化学研究者によって考えだされました。化学研究者は、わたしたちの生活をより便利にするためのものを作るために日々研究しているのです。
楽器をひいたり、歌を歌ったりしてお金をかせぐプロの音楽家のこと。音楽といっても、ジャズやロック、クラシックなどたくさんのジャンルがあり、楽器もたくさんあります。音楽を学べる学校にいって、自分にあったジャンルを探すといいでしょう。そして、たくさんの人に自分の音楽をきかせるためライブハウスで演奏したりと、たいへんな努力をしなければなりません。ミュージシャンには、音楽のセンスも大事ですが、なにより自分の音楽を追及できる情熱が必要になるでしょう。
小説を書いている人です。小説家には、常識にとらわれない自由な発想と、それを文章として表現できる能力が必要となります。小説家になるには、大きなコンクールに出て、その作品がみとめられて有名になるか、出版社という本を作って売っている会社に、自分の作品をもっていって売ってもらう必要があります。どちらにして、自分の作品がおもしろくなければ本として売ってもらうことはできません。そのため、小説家としてお金をかせぐのは、小説家としてのたしかな実力やセンスが求められます。
国の安全や平和を守るのが自衛官です。自衛官は、外国からの攻撃にたいしての防衛活動や、じしんなどによる大きな災害が起こったときの救助活動などをします。また国内だけでなく、外国でも大きな災害が起こったとき、救助活動や支援活動に行くことがあります。このように、外国の知識も必要で、なにより世界の平和のためにはたらくというきもちがとても大事な仕事です。
映画のストーリーやセリフ、どの役者にどんな演技をしてもらうか、どんな服をきるかなど、映画作成のすべてをまかされているのが映画監督です。映画を作るのは、多くのお金と時間が必要ですので、最後まであきらめずに「映画を完成させるぞ！」という強い意思とねばり強さ、すごい映画を作ろうとする情熱が必要です。そして、何よりおもしろい映画を作る才能が必要です。そのため、映画監督として有名になれるのはひとにぎりの人だけなのが現状です。
国会議員は、選挙によってわたしたち国民に選ばれた人のことをいい、主な仕事はこの国の法律を作ることです。また、国民の生活をよくするためにはどうしたらいいのかを決め、そのためにお金をどれくらい出すかを決めるのも国会議員の仕事です。そのほかに、外国との約束である条約をかわしたり、国のリーダーである内閣総理大臣をえらんだりします。国のために仕事をするということは、とても責任が重いですが、それだけやりがいがある仕事でしょう。
写真をとって、その写真を売ることでお金をかせぐ写真のプロがカメラマンです。みなさんはいたるところで写真を目にすると思います。新聞や本、雑誌や広告、ポスターなどいろいろなところに写真がありますが、これらをとっているのがカメラマンです。カメラマンになるには、なにより写真をとることが好きでなければなりません。プロのカメラマンには、どこにいくときでもカメラをもち歩くほどに写真をとることが好きな人がいるそうです。そのくらい写真が好きでなければプロのカメラマンにはなれないのかもしれません。
雑誌や広告のモデルのことをファッションモデルといいます。ファッションモデルになるには、スリムで背が高く、肌と髪がきれいなことが必要です。ファッションモデルの仕事は、服やバックなどの商品をうつくしくみせて、見ている人に自分も欲しいと思わせることです。ですので、日ごろから自分をきれいにみせるためにスタイルをたもたなければいけません。また、うつくしい顔の表情の作り方や、歩き方、立ち方なども勉強しなければなりません。
フライトアテンダントは、飛行機内で乗っているお客さんへの接客をしています。外国のお客さんもいますので、英語などの外国語をよく知っていなければなりませんし、なによりも、正しくていねいな日本語が使えて、お客さんへのきめこまやかなサービスができなければなりません。女の人がなることが多い仕事のようですが、最近では男の人もなることができます。
航空機関士は、飛行機のエンジンや機械類、ねんりょうの整備・点検をし、安全なフライトができるようにする飛行機のスペシャリストです。飛行機は、100万個もの部品や装置によって作られています。そのため、多くの航空機関士によって役割分担をしながら飛行機は整備されます。このように、わたしたちが利用している飛行機の安全をかげからささえているのが航空整備士なのです。
飛行機をそうじゅうして、人やにもつを目的地まで運んで行くのがパイロットです。そのほかにも、空からの写真をとるために飛行機をそうじゅうするパイロットもいます。パイロットは、乗っている人の命をあずかる仕事であるため、飛行機のそうじゅうにかんする技術や知識を習得するためのとくべつな訓練や資格が必要となります。ですが、くもの上からの風景を日ごろからみられるパイロットはとてもみりょく的な仕事ではないでしょうか。
わたしたちの社会全体の安全をまもっているのが警察官です。警察官は、犯罪の捜査や、交通違反などをとりしまったり、また、テロなどのからわたしたち市民をまもるなどの仕事をしています。そのため、「市民の生活をまもる！」という強い正義感や、人のために努力できるこころが必要です。
西洋料理のコック長のことをシェフといいます。シェフは、レストランなどでほかの料理人などをまとめるリーダーです。シェフになるには、すぐれた料理のセンスと、長い経験とたいへんな努力が必要です。レストランなどでとても長い期間修行をつまなければなりません。将来的には自分の店をもつという道もあり、やりがいがとても大きい仕事でしょう。
パティシエは、ケーキなどのおかしを作る職人のことです。おいしいおかしを作るための知識や技術はもちろん、きれいなおかしを作るためのセンスや技術も必要になります。おかし作りはこまかな作業が多いため、高い集中力と手先の器用さが求められます。そしてなによりも、おかしが好きだという気持ちが大切です。
学校で勉強を教える人です。小学校の先生は、ひとりですべての科目を教えなければなりませんし、音楽や体育などの技術も必要になります。中学校・高校の先生は、自分の得意な科目を教えることになりますが、小学校の勉強よりもむずかしいことを教えなければなりません。ただ勉強を教えるだけでなく、生徒のきもちをきにかけられる優しさをもち、人をみちびくためのしっかりとした考え方をもっていなければなりません。
航海士は、船の安全な運行のためにさまざまなことをします。レーダーや人工衛星からのデータによって太陽や星の位置をはかって、船がいまどのあたりにいるのかを確認したり、天候や海の流れなどを調べたりして、船の安全をまもっています。
船舶機関士は、船のエンジンやボイラーなどを点検・整備して、船の安全をまもる船のスペシャリストです。外国への船に乗り込んだ場合、数か月のあいだ海の上で、変わりやすい天気に対応しながら、船の中でデリケートな機械を相手にしなければならないため、体力や忍耐力が必要でしょう。最近では、外国人の船員も多いため、コミュニケーション能力も必要とされている。
宇宙飛行士の仕事は地上と宇宙での仕事に分かれます。地上では、宇宙空間での仕事のためのさまざまな訓練を受け、宇宙開発のためのさまざまな研究をします。宇宙では、スペースシャトルに乗って「国際宇宙ステーション」に行き、宇宙環境での実験や、ステーションの組み立てを行います。宇宙飛行士には、英語などの外国語を話せることが必要ですし、体力や知力も必要です。JAXAという組織が世界中から募集して、えらばれた人だけが宇宙飛行士となれます。宇宙ではたらくというのはとても夢がありますが、とてもむずかしいことなのです。
おとしよりや体の不自由な人、ねたきりの人など、生活をすることがむずかしい人の家にでむいてさまざまな介護をしたり、生活を助けたりするのがホームヘルパーです。ホームヘルパーは、家事や洗たく、買いもの、お風呂に入る手伝いなどさまざまなことをします。ですから、気づかいができ、相手の立場にたって考えられる思いやりのある人、人と信頼関係をきづける人あたりのいい人が向いています。
お坊さんの仕事は、毎日お経をとなえることです。また、結婚式やお葬式などを取りしきったりするのもお坊さんの仕事です。お坊さんになるには、仏教の教えや歴史を勉強して、じっさいにお寺で修業をつむ必要があります。小さなお寺ではお金がたりなく、学校の先生もしているお坊さんもいるそうです。
舞台などに出演して演劇などをするのが舞台俳優です。舞台俳優になるには、演技力や表現力、話術などを身につけ、つねに自分の個性をのばす努力が必要になります。そして、オーディションに出て合格すること、芸能プロダクションや劇団に所属することで舞台俳優への道がひらかれます。プロの舞台俳優としてお金をもらっている人はほんのひとにぎりで、たいへんな努力と経験が必要となります。
みなさんは鉄道を利用したことはあるでしょうか？この鉄道を走る電車を運転するのが電車運転士です。電車では人だけでなく大量のにもつを運ぶ場合も少なくありません。そのため、安全に電車を運転することが大切です。また、電車運転士は、ただ電車を運転するだけでなく、電車の整備・点検も大切な仕事になります。日本の電車運転士は時間どおりで安全な運転をすると海外から評価が高いそうです。
木をうえて、育てる仕事です。小さななえをうえてからりっぱな木を育てるには、まわりのざっ草をかったり、日光をたくさん浴びさせるためによぶんな木を切ったりと、とてもたいへんです。山ほどの広い土地ならなおさらです。林業はあまりなじみの深い仕事ではないかもしれませんが、わたしたちの家や、ノートや教科書などの紙は木でできています。そう考えると、とても身近な仕事だと思いませんか？
名前のとおり木のお医者さんです。木も人間と同じようにとしおいて、病気にかかりやすくなったり、けがの回復がおそくなったりします。樹木医は、そんな木の病気を治りょうするのが仕事です。そのため、木についての知識や、木の病気、木にとって天敵となる虫や自然災害などの知識を必要とします。
大学教授は、自分の専門とする学問を研究しながら、大学にかよう学生に勉強を教えます。そのほかにも、講演などによばれて学生以外にも勉強を教えることもあります。大学教授は、優秀な研究論文を発表して、高い評価をうける必要があります。大学教授になるには、ふつう教授よりひとつ地位が下の準教授になって、いまの教授がやめるまでまたなければなれません。そのため、自分の研究する学問がほんとうに好きな人でないとできない仕事でしょう。
声優は、声だけで演技をする仕事です。アニメやゲームのキャラクターの声を演じたり、外国の映画やドラマの声のふきかえ、CMやテレビ番組のナレーションなどをします。最近では、歌手やイベントの司会として活やくしている声優もいます。アニメのキャラクターや映画の俳優の口の動きに合わせて声だけで演じなければならないので、すぐれた表現力と演技力が必要となります。