言葉を「 届ける 」ということ。気持ちを「 伝える 」ということ。

言葉
それは、私たち人が、意思疎通のために使っているものです。
人種によって話す言語は違いますが、私たちは言葉を通じて会話をし、交流をし、気持ちを伝えます。

言葉は心を温めます。
自分の気持ちを口に出すだけで、幸せになります。相手の気持ちを知るだけで、笑うことができます。

言葉は時に心を傷つけます。
自分の気持ちを口に出すだけで、悲しくなります。相手の気持ちを知るだけで、涙が溢れます。

でも、それを救うのもやはり言葉なのです。

言葉は時に口に出せない時があります。
照れ臭くて、言えないこと。
謝りたいけど、口に出すのが怖いこと。

言葉は時に口に出しても届かない時があります。
遠くに住んでいて、気持ちを伝えられないこと。
話したことのない人に伝えたい気持ちがあるけど、伝え方がわからないこと。

このWebサイトはそんな、言葉の「 届け方 」をまとめたものです。
もちろんほんの一部の伝え方でしかありませんが、このWebサイトを見て、あなたの気持ちを伝えるきっかけになればいいなと思っています。

言葉を 「 君に届ける。世界に届ける。 」

届け方、教えます。

文字で届けよう。気持ちを伝えよう。

ハガキや便箋に気持ちを書いてみよう。
口に出せないことも書き出してみれば、気持ちが届くよ。

・手紙の書きかた

友達や家族であれば、一言でも、うれしいし、イラストとかでも嬉しい。
小さい頃はお母さんの似顔絵を書いてあげると喜んでくれたり、
友達にバースデーカードを作ったり、言えないごめんねを手紙に書いたり、そういう記憶ありませんか?
そういう手紙は素敵ですが、相手が目上の人だったり、改まった手紙を書かないといけない時もありますよね。
そういう時の手紙の書き方、知っていますか?
そこで手紙のちゃんとした書き方のポイントをここではまとめます。

1、封書で出す?ハガキで出す?

手紙を書こう! そう思った時、封書で出すか、ハガキで出すか、悩んだことはありませんか?
切手代はハガキの方が安いから、ハガキにしよう!写真を送りたいから封書で出そう!
そんな感じで決めてませんか? 
実は内容によって、封書が望ましい時とハガキでも構わない時があるんです。

~ 封書が望ましいもの ~

  • 目上の人に送る場合
  • 結婚、出産などのお祝い
  • お見舞い
  • 頼みごと
  • お祝いやお見舞い、
    頼みごとのお礼

~ ハガキで構わないもの ~

  • 親しい人に送る場合
  • 新築、節句などの一般的なお祝い
  • 転居、結婚、出産、退職、異動などの
    通知・近況報告
  • 招待状、案内状

2、どういうことを書けばいいのかな?

家族や友達などの親しい相手の書く内容はいいとして、目上の人や改まった内容の手紙はどのように書けばいいのか、
知ってますか?
実は、決まりがあるんです。

① 頭語

「こんにちは」などの挨拶にあたるもので、一般的に「拝啓」や
「前略」を使用します。

② 時候の挨拶と、安否を尋ねる挨拶

この例だと、「丹の花が咲き誇り、日中は汗ばむ季節となりまし
た。」が時候の挨拶で「皆さんお元気でいらっしゃいますか。」が
安否を尋ねる挨拶になってます。それぞれ、季節や相手によって
変わるので、調べてみてください。

③ 主文

伝えたいことを書きましょう。主文の書き始めは、「先日は」や
「さて、」などから始めましょう。

④ 結びの挨拶

手紙を締めくくるための言葉で、送る相手や手紙の内容によって
使い分け、簡潔に書き上げることが大切です。これも季節に
よって変わるので調べてみてください。


⑤ 結語

「さようなら」「それではまた」といった挨拶にあたるもので、一般的に「敬具」などを使用します。

⑥ 日付と署名

書いた日と差し出し人の名前を書きましょう。

・封筒の書きかた

さ、手紙を送ろう!と、封筒にいれたけれど、住所ってどう書けばいいの?
そんな疑問にお答えしましょう!

1、国内の場合

国内に贈る場合は、封筒のおもて(封をしない方)に宛先と宛名を書きます。切手を貼るのを忘れずに!
うら(封をする方)には送り主の住所と差出人の名前を書きます。

2、海外の場合

まだ知らない未来の友達に伝えよう。

国籍も違うかもしれないし、使う言葉も違うかもしれない。
でも、もしかしたら未来の友達になるかもしれない人へ、海の波にのせてメッセージを送ろう。

・誰に向けておくるのか

メッセージボトルは海の波にのせて送るものなので、誰に届くのかもわからないものです。
何語で書くかとかも考えないといけない。
そのあとのことを考えて、住所を書こうか、電話番号書こうか?と内容も悩むよね。
でも、メッセージボトルの楽しいところはそこ!
楽しみながら、いつか誰かから返事が来るかもしれないと思いながら書いてみよう!

・瓶に入れて流してみよう

さぁ!メッセージをいよいよボトルに入れて送ってみよう!
瓶の種類は問いませんが、しっかりとお水が入らないように
しまるものにしましょう。
先ほど、誰に届くかはわからない!と言いましたが、
日本の周りには海流があるので、どこから流すかによって
どこの方向に行くかはおよそわかります。
場所によっては、海流の流れ的に流れていかず、
戻ってきてしまうこともあるので要チェック!

いつ届くのかは、不明・・・。
1年後っていうこともあれば、なんと100年後という
事例もあるので、忘れた頃に返事が来るというのもあります。


・風船でのメッセージを送る

ここまで、メッセージボトルの話をしてきましたが、実はボトルばかりではなく、
風船でメッセージを送るという方法もあります。
風船に手紙を繋いで飛ばし、しぼんで落ちた先の人に読んでもらうという方法です。
海外にまで飛んでいくことはないと思いますが、国内のお友達が増えるかもしれないですね。

瞬時に伝える。瞬時につながる。

スマートフォンやパソコン、タブレットが私たちの生活には欠かせないものとなった現在。
私たちはメールやSNSで瞬時に気持ちを伝えるようになりました。
しかし、みなさん、流れで使ってて、ちゃんとした使い方を知ってますか?

・メール

仕事などでよく利用するメール。
その正しい書き方、知っていますか?

1.メールと電話

メールを使う前に、メールのメリットとデメリットを考えてみましょう。

~ メールのメリット ~

  • 時間を関係なく送ることができる
  • 履歴を追うことができる
  • 伝達ミスを防げる

~ メールのデメリット ~

  • 読まれたかがわからない
  • コミュニケーションが簡素になってしまう
  • 一度送ってしまったら消すことができない。
  • 使えない人もいる

メールにはこのようなメリット、デメリットがあります。
デメリットを補うために使うと良いものとして、電話があります。
電話は時間は考えないといけないですし、履歴なんてものはありませんが、コミュニケーションをとるためには
重要なものです。
電話は息遣いや、話のスピードから伝わる感情は大きいです。
謝罪などをする際にはメールでは本当に謝罪の気持ちがあるのかわからないものです。
なので、時と場合によっては電話を使用するということも、頭に入れておきましょう。

2.メールを送ってみよう!

さて、それではメールの送り方をお話ししていきましょう。

~ 宛て先 ~

宛て先には、TO.CC.BCC と3つあります。

・TO
メールを送る相手のアドレスを入れます。

・CC
「CC」とはカーボン・コピー(Carbon Copy)の略です。
TO(宛先)がメインの送信先、CCが複写を送りたい相手だと考えると分かりやすいでしょう。

・BCC
ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。
「BCC」に入力されたメ-ルアドレスは、TOやCCや他のBCCでの受信者には表示されません。

~件名 ~

すぐ読まないといけないのかなどの判断を
わかりやすくするために、内容がすぐに浮かぶようなものにしましょう。

~本文 ~

  1. まずしっかりと名乗りましょう。(相手は誰から送られてきてるかわからないかもしれない)
  2. 挨拶を入れましょう。「いつもおせわになっております。」など。
  3. 文章は、内容を簡潔にまとめて、相手が読みやすいものを心がける。

~ 署名 ~

誰からのメールか、はっきりさせるためにも、
メールアドレスや電話番号などをメールの最後に署名を入れましょう。

この上の内容をしっかりと守り、メールが完成したら送信してみましょう!

・SNS

スマートフォンが普及する中で、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSの利用者が増えてきています。
そのSNSについて、少し考えてみましょう。

~ SNSのメリット ~

  • 実際の友達、古い友人や知人と連絡が取れる。
  • あんまり連絡を取らない友人でも、
    今の現状を把握できる。
  • お得な情報や芸能人の情報を知ることができる。
  • 写真や動画をアップロードできる。

~ SNSのデメリット ~

  • 個人情報の流出の可能性がある。
  • 不用意な発言で炎上することがある。
  • 中毒になりやすい。
  • 自分の投稿を見ている相手が
    勘違いをする可能性がある。

メリットやデメリットはこれ以上にまだたくさんありますが、主に知っておいたほうがいいことを挙げました。
これを把握した上で、みなさん、使用していますか?

SNSは素晴らしいものだと思います。
自分の伝えたいことを流すことができるし、知りたいことを知ることもできる。
しかし、闇もあるんです。

例えば、友達と喧嘩して、その友達の悪口をSNSで流したら、どう思いますか?
それをもしかしたら本人が見ているかもしれません。余計、仲直りできなくなるかもしれない。
それを違う友達が見ているかもしれません。あなたのイメージが崩れる可能性もあるのです。
さらに、その友達の名前や住所を流したら、どうなるでしょうか?
その友達はそこに住んでいられなくなるかもしれない。
もしかすると、あなた自身もその友達が警察に相談したら、捕まる可能性だってあるんです。

だから、「言葉を考える」 「内容を考える」 これをどうか忘れないでください。

さて、最後の最後に、悪いイメージをつけてしまったかもしれませんが、SNSにはいい面もあるというのを
忘れないでください。
情報を通じで、ネットを通じて様々な「メッセージ」を受け取れるし、送ることもできるのです。
それで、世界でつながることもできる。

さて、このサイトではSNSの一つ、Twitterを使用したコンテンツがあります。
あなたの伝えたいことを伝えてみませんか?

あなたの伝いたいことを「#世界に届ける」をつけて、伝えよう。