本研究では、飼い主の悪意ない行動が動物に苦痛を与える「グレーゾーンの動物虐待」に着目し、漫画表現を用いた意識変容の有効性を検証しました。動物愛護団体への取材に基づき、無自覚な加害性を描いた「炎天下の散歩」の漫画を制作。42名を対象に調査を行った結果、事前には認識が低かった行為に対し、読後は9割以上が問題性を理解し、約7割が行動を見直す意向を示しました。これにより漫画が個人の視点を見直す契機となることが実証され、今後は事例の多角化による更なる意識改善を目指します。
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