この作品は、指揮者を模した、スマートフォン端末で電子音を操るインスタレーションです。これは、スマートフォンの傾きや、画面をタッチしているか等の情報が数値化され、リアルタイムでコンピュータに送信される仕組みで、速く振れば曲が速く、遅く振れば遅く演奏されます。また、1音1音の音の長さ(音価)も変化させることが可能となっています。曲は、ペンタトニック音階を使用した曲で、同音階の特徴により、黒鍵だけによる即興的演奏が可能となっています。指揮者になったつもりで体験して頂ければと思います。
Max、iPhone内臓センサー、iOSアプリ