WDC 2024 結果発表・入賞作品公開
総評
第24回北海道情報大学WEBデザインコンテスト（WDC）には19作品（39名）の応募があり，多くの素晴らしい作品が集まりました。今回のコンテストでは、企画のアイデア、デザインの工夫、技術の高さが際立つ作品が多く見られ、特に社会問題をテーマにした企画には独自の視点と創意工夫が光っていました。コンテンツの作り込みやそのボリュームも重要な評価ポイントとなり、多くの作品が内容の充実度において高く評価されました。また、レスポンシブデザインやモバイルファーストの考え方がしっかりと取り入れられている作品が多数あり、特にモバイル環境での使いやすさを意識したデザインが目立ちました。さらに、テーマ部門のモーションデザインに関しても各自の解釈で創意工夫が見られ、視覚的に魅力的な作品が多く集まりました。しかし、今回のコンテストは非常に高いレベルの作品が多く、入賞作品数に限りがあったため、受賞を逃した作品の中にも過去のコンテストであれば入賞できたであろうレベルのものが多数ありました。特にコンテンツの作り込みが甘い点を除けば、非常に完成度の高い作品が多く見受けられました。このような素晴らしい作品を制作し、形にして評価を受けるという基本的なことは容易ではありません。授業以外の時間を使ってここまで頑張れる学生は少ない中、応募したすべての学生が素晴らしい努力を見せてくれました。今回のコンテストは、技術的な高さだけでなく、社会問題をテーマにした企画の工夫やコンテンツの充実度、レスポンシブデザインの意識など、全体的に非常に高いレベルで競い合ったものとなりました。この経験を糧に、今後さらに優れた作品を作り上げることを期待しています。応募してくださったすべての学生の皆さんに感謝と敬意を表します。
＊入賞を逃してしまった作品はPOLITEの提出課題のページに審査員のコメントを掲載しています。
2024.06.18