
2321208 河野隼人 / 2321192 中村翔太 / 2321181 齊藤 隆介 / 2312016 中山雄斗
今回のテーマ「イマーシブ」に沿って、閲覧者に没入感を与えるにはどうすればよいかを考え、あえて「Webなのにまるでデスクトップを見ているように感じる」視覚的な没入感に着目して制作を行いました。 さらに、より深い没入感を演出するために、「他人のPCをハッキングして覗き見ている」というストーリー性を持たせています。以下の3点が、閲覧者が没入感を感じるための主なポイントです。
1.起動時のアニメーション 起動時には、実際にどこかのPCにアクセスしているかのようなハッキング風のアニメーションを用意しました。接続中の演出やコマンド表示などにより、まるで他人のデスクトップに侵入しているような感覚を味わう事ができます。
2.操作可能なデスクトップ環境 起動後は、実際にウィンドウを開きメモ帳の編集、保存、読み込みや動画・音声の再生、など、操作が可能な仮想デスクトップを用意。これにより、本当にPCを操作しているかのようなリアルな感覚を提供することを実現しました。
3.意味深な演出とストーリー性 デスクトップ上には、内容が気になるメモ帳や、エンディングに到達するため様々なヒントが配置されています。閲覧者はそれらを自由に操作しながら、次第にストーリーの全貌へと迫っていきます。最後のページに到達する頃には、まるで「危険なPCにアクセスしてしまった」かのようなスリルと臨場感を体験できる構成となっています。
また、今回の作品はデスクトップで見ることで没入感を感じられるものですので、レスポンシブデザインを使用せず、PC上のwebでしか正確に見られないようになっています。
使われている映像は、攻殻機動隊やそれをオマージュしたMatrix的なものなどありがちでしたが、ハッキングしている表現として映画的な面白さがあり、没入感が十分に感じられるものでした。デスクトップ上のファイルもほぼ正常に起動していましたが、置いてあるファイル自体にハッキングで何をしようとしているのかのストーリーが感じられなかったのが、少し残念!その辺りの作り込みがあれば、さらに面白いものになったと思います。
2025.06.02