ご挨拶
学長挨拶

北海道情報大学 学長 渡部 重十
私たちは今、激動の時代を生きています。世界の各地で終わりの見えない戦争や紛争が続き、地球環境は大きな変化に直面し、異常気象や生態系の変化が私たちの日常を揺るがしています。政治や経済の不安定化は、未来への不安を募らせ、科学技術の進展さえも、その不確実性が懸念される時代となりました。しかし、AIの進化は、19世紀の産業革命や20世紀からの情報通信革命、宇宙開発の発展に匹敵する、あるいはそれ以上のインパクトを私たちの生活、そして社会全体に及ぼすと確信しています。混沌とした世界の中で、私たちは何を見出し、何を創造していくべきでしょうか。友人や教職員と共通の意識を持って自由に議論できる場こそが大学であり、かけがえのない時間と空間を与えてくれるものです。
久しぶりに会う友人と語り合う時、私たちは自然と過去の共通の話題から会話を始め、共に過ごした記憶を辿り、絆を再確認します。それは、喜びや感動、時には困難を乗り越えた経験を分かち合う、かけがえのない時間です。今年の大学祭「蒼天祭」は、まさにそのような「共有する時間と空間」となるでしょう。工夫を凝らして作成した成果物や、日頃の大学活動の集大成が披露されるこの場所は、単なる発表の場ではありません。学生、教職員、そして地域住民が一体となり、互いの創造性や熱意に触れ、新たな発見と感動を分かち合う、特別な瞬間となります。この蒼天祭で得られる経験は、皆さんの大学生活で忘れられない思い出の一つとなるはずです。そして、それが未来を切り開き、困難な時代を生き抜く知恵と勇気を与えてくれると信じています。 皆さんの無限の可能性を存分に発揮してください。そして、訪れる全ての人々と共に、歓びと希望に満ちた記憶を創造する場となることを心から願っています。
委員長挨拶

学生実行委員会 委員長 今野 楓眞
本日は蒼天祭にお越しいただき、誠にありがとうございます。
今年のテーマ「疾風怒濤」には、新たな挑戦を恐れず、変化の中で前へ進んでいこうという想いを込めました。私たちは例年とは異なる試みに取り組み、より進化した蒼天祭を 目指して準備を進めてまいりました。
また、本祭の開催にあたり、ご協賛・ご支援をいただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さまのご厚意が、私たちの大きな力となりました。
ご来場の皆さまにとって、思い出に残る一日となれば幸いです。どうぞ最後までお楽しみください。