POV-Rayの使い方。

ここでは、基本的なPOV-Rayの使い方を説明します。
すべての機能は説明しませんので、photon、media、radiosity等扱いが難しいものは、
使い慣れたら調べてみてください。
では、始めに基本から説明します。
基本的な書き方
POV-Rayは基本的にすべて言語で表記します。
しかし、プログラム言語のような難しい決まりはありません。
以下を簡単に説明します。後で詳しく説明するので軽く見てください。
ちなみに<0,0,0>等は座標のことで、<x,y,z>に対応しています。
#include "colors.inc" これは色を使うために必要な文です。かならず書きましょう。
camera { location<30,30,-30> look_at<0,0,0> } これはカメラの指示です。ここから物体の見え方を指定します。
light_source { <-30,30,-30> color rgb 1 } 光源の位置です、ここに光がおかれます。
plane { y,0 pigment{checker color White, color Gray50} scale 10 } 地面を指定しています。
box { <-5,0,-5>,<5,10,5> pigment { color MediumTurquoise } } 箱を作っています。
この例は、こんな結果になります。

POV-Rayで物体を表現するには、最低でも光源、物体、カメラが必要です。
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